一般歯科

当院では「問診→検査→ご説明(治療方針の決定)→治療→定期検診」というフローチャートが確立されています。特に患者さんにお口の中の状況をしっかり説明して治療の同意を得る「インフォームドコンセント」を大切にしており、患者さんと二人三脚の治療と予防を目指しています。

来院してすぐにご記入いただく問診票には、これから治療を始めるにあたって、とても大切なことが含まれています。患者さんの来院の動機(何が困っているのか、どこが痛むのか)にくわえ、医療事故を未然に防ぐため重要な問診事項として、以下のような設問にご回答いただく必要があります。

・現在かかっている病気はありますか?
・服用しているお薬はありますか?
・アレルギーはありますか?
・今まで体に合わない薬はありましたか?

・お口の中をよく調べてわかりやすく説明・治療します
・咬み合わせを重要視した治療をおこないます
・治療が終わったあとも定期的な検診を実施します

お口の中は狭く暗いので、自分のお口の中を見たことがないという患者さんも多いのではないでしょうか。入江歯科クリニックではお口の中の状況を視覚的に説明することにこだわり、レントゲンや検査結果などの画像を大きなモニターで見ることができるシステム「ビジュアルマックス」を導入しています。くわえて、口腔内CCDカメラも完備していますので小さな虫歯や不良な詰め物なども映し出して説明することが可能です。

CTは親知らずの抜歯、顎関節症、治りにくい歯根の治療、インプラント治療など、通常のレントゲンでは分かりにくい原因を診断する最先端の設備です。
CT撮影料は保険が効く場合と、自由診療になる場合とに分かれます。自由診療になる場合でも大学病院の1/4程度の低料金でCT撮影を提供しています。

患者さんの希望をかなえるにはどうしたらいいのか？悩みを解決するには何をすべきか？治療方針は、診査結果をもとにして患者さんと一緒に話し合って決定しています。治療期間については、「何回くらい通院すればいいですか？」とご質問をいただきますが、様々な状況があるため現時点で予想される大体の期間や通院回数をお伝えいたします。また、治療費も大切な要素のうちのひとつです。自由診療と保険診療の違いなど丁寧に説明し、患者さんの希望をしっかりお伺いした上で最良の治療計画を組み立てていきます。

ご存知のように保険診療の効く範囲には限界があり、場合によっては最善の治療方法として自由診療を提案させていただく場合もあります。その提案については十分な説明をし、最終的には患者さんに選択していただきます。なお、入江歯科クリニックでの自由診療は原則として5年間保証※しています。
※定期検診に応じていただける患者さんに限ります

咬み合わせというのは単純なる歯と歯のぶつかり合いのことではなくて、多くの要素が関わる複雑な運動です。人間の歯は上が14本・下が14本の歯が互いに咬み合うように配置されていて、歯・顎関節・筋肉・神経などの要素がバランスをとって咬み合わせを可能にしています。
たった一本の歯の治療からでも、場合によっては筋肉痛を引き起こしたり、イライラして眠れなくなることもあります。入江歯科クリニックでは一つひとつの歯の治療においても、その背景にある咬み合わせの要素を見通せるような研鑽を積み続けています。

治療が終わったら数年間は歯科にかかることがない、というのはひと昔前の考え方です。近年、患者さんの健康意識の高まりとともに治療が終了してからも定期的に歯科検診を受けられる方が急増しています。
開院25年を迎える当院は、地域の頼れる「かかりつけ医」を目指して診療を続けております。近年は特に、「おいしく食べて明日も元気! 8020運動」をコンセプトに、ご家族皆さまでの歯科検診を呼びかけております。
削らないこと、抜かないこと、予防に勝る治療などありえません。