小児歯科
入江歯科クリニックには専門医がいます
赤ちゃんの口の中に初めて小さな歯が生えた時の感動を覚えていますか? 80歳で20本の歯を残すことを目的とした「8020運動」も、この一本から始まります。乳歯から永久歯へと移りかわる大切なこどもの成長発育を、子育て経験のあるお母さん歯科医師が専門知識と技術でサポートします。
予防と定期検診でこどもの歯を守りましょう!
虫歯予防は「おやつ」と「歯みがき」がポイントです。もし、お子さんがまだ赤ちゃんでしたら、3歳まで間食にアメ・ガム・チョコレート・甘いお菓子を与えないでください。果物やトウモロコシの自然な甘さを教えてあげましょう。水分補給は水かお茶。それだけで虫歯とバイバイです。
・毎日の歯磨きで健康な強い歯に
「歯みがきしてるのに虫歯になっちゃった」ということよくありますね。それはみがき残しが原因です。こどもは一人ではみがけません。生えたての永久歯はとても虫歯になりやすいので、小学生にあがってからも毎日お父さんお母さんが仕上げ磨きをしてあげてください。入江歯科クリニックでは検診時に歯みがきの練習をします。プラークは歯の色とそっくりなので染め出しをして、こどもにも分かりやすく歯みがきのコツを指導します。人によって汚れが残りやすい部分は違いますから個別の練習が効果的です。
・フッ素とシーラントで歯を守ろう!
家庭の歯磨きでは取りきれない磨き残しや歯石を除去し、虫歯菌の数を減らすにはプロのクリーニング・スケーリングを定期的に受診するのが一番! 小学生の間に永久歯が生え揃いますが、生えたばかりの数年は歯質が軟らかく最も虫歯になりやすい時期と言えます。そこで当院がおすすめしているのが、前歯や平らな面の歯質強化を目的とした「フッ素塗布」と虫歯になりやすい奥歯の溝にフッ素入りの樹脂を丁寧に流して固める「シーラント」です。特に奥歯のシーラントは保険適応(年齢制限あり)ですので、ぜひ永久歯の生え替わりの時期には定期検診を忘れずに受診し、小学生の頃から予防をはじめ一生元気な歯で健康に過ごしましょう!
シーラントとは?
・歯の溝をブラシと薬できれいに清掃しフッ素入りの樹脂を丁寧に流し固めます
・薄いピンク色なのでシーラントが付着しているかどうか一目でわかります
・白濁程度のC1なら削らずにシーラントで再石灰化可能です
・前歯の裏の溝や奥歯の隣接面にも有効です
・食べても汚れにくく仕上げ磨きもグッと楽になります
虫歯は「早期発見・早期治療」が大切です
残念ながら虫歯が出来てしまったら、進行しないうちにできるだけ早く治療しなくてはいけません。それにはなんと言っても、定期検診で早期発見することが大切です。なお、こどもの虫歯は薄茶色で進行します。虫歯は黒いとは限りませんので注意が必要です。
専門医と熟練のスタッフが治療を担当します
幼児でも前歯がきれいになると笑顔になります。健康な歯を取り戻すことは自信を回復することにもつながります。当院では小さなこどもでも怖がらずに安全確実な治療ができるように専門医と熟練したスタッフが様々な工夫をして治療にあたっておりますので、こどもの虫歯も安心してお任せください。
ラバーダムはこれからも無料で続けます
こどもは治療中でも舌で歯をなめたり動いたりするので、安全な治療にゴムのマスク「ラバーダム」は欠かせません。虫歯を削った水が口の中にたまったり飲み込む心配もなく、手鏡を見ながら幼児でも嫌がらずに治療ができます。ラバーダムは保険適応外ですが私たちは安全のため無料で使用しています。
ラバーダムの利点
・切削器具から舌や唇・頬を守ってくれます
・お口の中に水が溜まらなくなります
・充填材料に唾液が混じるのを防いでくれます
・虫歯菌だらけの水の誤飲を防いでくれます
・視認性がよくなり虫歯だけを最小限に削れます
保護者の疑問に専門医が答えます 小児歯科Q&A
Q.麻酔は痛くありませんか?
痛くありません。表面麻酔を塗ってから極細の針で、子供が気がつかないように静かに麻酔注射をします。子供を怖がらせないように、お父さん・お母さんもお家で「注射」とは言わないようにしてください。
Q.嫌がって暴れても治療できますか?
治療できます。学会認定の専門医と子供に慣れたスタッフが優しく対応しますのでご安心ください。はじめは泣いてしまった子供も、痛くない治療を経験するとご褒美のお土産がもらえるのが楽しくなって、自分から診療室に進んで入ってくれるようになります。
乳幼児の緊急を要する重症虫歯や歯の外傷では、保護者の方と相談の上シートベルト付きのベットを使用し短時間で確実な処置も可能です。
Q.子供は動きますが安全ですか?
ラバーダムというゴムのマスクを使用し、安全で確実な治療を確保します。舌や頬を傷つけることを防ぎ、また唾液もお口の中に入らないため、清潔で材料を劣化させることもありません。また、子供は鏡を見ながら治療をするのが大好きです。なにをしているのか見えることで恐怖は軽減され、自分も一緒に悪いところを治しているような気持ちになります。また、それが歯の健康に関心を持つきっかけにもなります。